2023年4月より
新カリキュラム開始!

ミオラブ®のしおがま鍼灸治療室 鳥居諭の実技講習会のご案内です。これまで鍼灸師を中心に行ってまいりましたがその6年間の指導内容をふまえ 広く柔整師マッサージ師理学療法士の先生方にも学んでもらえるよう講習内容を一新し体系立てたカリキュラムとしました。

日程・会場。参加費など詳細とお問い合わせのページ

○鳥居ゼミで得られること

1.ファシアが見える眼を得る

患者様の体を見てファシアがどうなっているか?
ファシアからどうやって治していくか?を考えていきます。

ファシア(Fascia)は=筋膜ではなくあらゆる生体膜を含みます。
そこから創造力を育みあらゆる疾患へとアプローチしていきます。

2.解剖学・生理学的な考察を得る

あなたの今ある知識を難しくせず
臨床に応用します。

例えば

・関節付近の筋肉は表層の多関節筋と深層の単関節筋が重なっています。
運動によってその重なりで摩擦が起こります。するとどうなるか?どう疾患につながるか?

理屈がわかればトリガーポイントやなんとかラインなど覚えなくても自分で考えることが出来ます。

 
・浮肋骨のさきは経穴名がありますがなぜそこが反応点であり治療点でありえるのか?解剖学的にファシアから見ていくと理解できます。

  
・座り続けると鼠径部はどうなるか?臀部は?そして現代人が抱える問題はなにか?がわかってきます。

3.ドーゼの管理を得る

施術者にとって刺激量の調整は
重要な課題です。

やりすぎないその患者様にあった
刺激量の管理ができるようになります。

より少ない刺鍼でどうするか?
短い時間でより効果を出すかを考えます。

4.最新のミオラブの使い方を得る

ミオラブはファシアリリースに特化した手技器具です。効果的ですが自己流ではマンネリ化して発展しません。


あらゆるエッジ・フェイスを使ってより効果を出せるよう鳥居も毎日思案しています。

その最新の使い方を随時お伝えします。


あなたが考えた方法を試してみる場でもあります。「こうやってみるのはどうだろう?」と質問の形でご用意ください。鳥居が合理的で的確な回答をいたします。

5.施術時間の短縮で時間を得る

ミオラブの使用は施術時間の短縮に繋がります。 

施術時間の短縮は施術者の負担を減らすだけでなく迷いを消し論理的な思考から治療計画を立てられるようになります。
それは患者様への信頼に繋がります。

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しおがま鍼灸治療室につながります

○2023年 カリキュラム(予定)

講習会は月に一回 大阪名古屋で行われます。

ベーシックコース
アドバンスコースがあり

ベーシックコースは
6ヶ月周期で同じ内容が繰り返されます。
6ヶ月のベーシックをすべて履修して
アドバンスコースへ進めます。

最初のアドバンスコースは10月から始まり
以降はベーシックコースと並行して行われます。

時間割
10:00~途中昼休憩を挟んで
15:00までミオラブの講習 
鍼灸師は15:00から刺鍼の講習
他の方は引き続きミオラブ練習 
17:00全体終了です。

4月および10月 「腰治療準備①」 

ミオラブベーシック
・伏臥位で
鼠径部に隙間がある場合の診方

ASIS 臀部 大腿筋膜張筋 大腿直筋 大転子大殿筋のリリース

鍼ベーシック

・無痛切皮送り込み練習(自身の太もも上での刺鍼練習)

・片手挿管で三本並べてみる

5月および11月 腰治療準備②

 ミオラブベーシック
・背臥位で膝下に隙間(軽度屈曲)がある場合の診方

大腿四頭筋膝蓋骨上縁部 外側広筋 脛骨腓骨頭のリリース

鍼ベーシック

・大腿骨面へ垂直の刺鍼練習

・腸骨稜から腸骨に沿わせる練習 

6月および12月 腰背部の診方

ミオラブベーシック

・臀筋起立筋の診方
・背面触診 異常を探し出す感覚を身につける
12肋骨 下後鋸筋 下位腰椎 PSISリリース

鍼ベーシック

・12肋骨先端刺鍼

・大腰筋刺鍼

7月および2024年1月 上背部の診方

ミオラブベーシック
・円背へ導いてるものはなにか①

・背面触診 異常を探し出す感覚を身につける
肋骨角 肩甲間部 肘頭 前鋸筋リリース

鍼ベーシック

・棘下筋刺鍼

・棘上筋刺鍼

8月および2024年2月 胸部の診方

ミオラブベーシック
・円背へ導いてるものはなにか②

・前を診なければ肩こりは治らない

大小胸筋 上腕二頭筋 烏口腕筋 三角筋 前鋸筋

鍼ベーシック

・烏口突起刺鍼

・小胸筋刺鍼 

9月および2024年3月 首肩の診方

ミオラブベーシック
・いわゆる肩こりを瞬時に片付ける

・消毒薬の使い分け

肩甲骨上角 大椎 頚椎横突起リリース

鍼ベーシック
・後頭下筋刺鍼

・胸鎖乳突筋~上項線刺鍼

○講師 鳥居諭から

鳥居 諭

関西鍼灸短期大学(現関西医療大学)卒

しおがま鍼灸治療室 院長
MYORUB発案者
㈱ミオラブ代表

保険診療も厳しくなってくるこれからの時代
治療家として誇りを持ち、
他に頼らず自立して生きていくためには、
「当たり前に治すべきものがなおせるように」
腕を磨いていくしかありません。

「医師との連携」も謳われたりしますが、
それは医師と対等に治療の話をできる
技量と知識があってこそ実現できることです。

そのためには、自分の治療の効果判定を
患者さんの「よくなった」という主観に頼らず
根拠を示しながら客観的に説明できることが
必要です。

 今までの臨床歴や腕は関係ありません。
鳥居ゼミでは治療家として
本気で生きていく気持ちを持った方に、
基礎からハイエンドな治療技術を
惜しみなくお伝えします。

私が鍼灸師なので
鍼を中心に講習会を行ってきましたが
ミオラブをもっと深く追求したいという
要望もあり 新しく
ベーシックコース
アドバンスコース
分かれたカリキュラムを組むことになりました。

ベーシックの主題は

・患者さんの観察力を養う 

 形を見るクセを作る。

・解剖学的知識から思考力をつける

・ミオラブを手になじませる

・ミオラブの使用範囲を広げる

 思考力をつける。

・長尺太めの鍼になれさせる。

・長尺の鍼でも解剖学的にどう打てば安全かを考えさせる。
です。 

10月からアドバンスコースが開催されます。
これもワクワクする内容ですが
まずは4月からのベーシックへ参加して
ミオラブのテクニックを身に着けてください。

 

ミオラブを使えば一日二十人診ることも可能です。
ともに切磋琢磨していく仲間をお待ちしております。

あなたの参加を
お待ちしています!

日程・会場。参加費など詳細とお問い合わせのページ

しおがま鍼灸治療室に繋がります。